徒手空拳日記
2022年2月15日火曜日
品川駅港南口の通勤風景が象徴するのは、工業労働者の奴隷制です。時間を守ること、命令に従順なこと、反復作業を嫌がらないこと、この3つこそ工業労働者に求められる資質で、逆に言えば、時間を守らない、他人に命令されない、飽きたらすぐやめる、この3つがなんのエクスキューズもなくいつでもどこでもだれにでもできることこそ、脱工業化の条件です。相手が時間を守らないと激おこする人は、おのれが工業社会の奴隷であることを自白しているだけなので、恥ずかしいです。政財官学マスメディアとは、工業労働者を下部構造に持つ、偏差値65以上のエスタ ... Show More
徒手空拳日記
2021年10月4日月曜日
日本の電子書籍は、気づけば市場がすっかり縮んできました。
書物が衰えて、国は滅びます。
最近の新刊書は、大手の人気書籍ではない、マイナーな出版社によるマイナーな本だと、かなりの確率で、電子書籍は永遠につくられず、紙の本だけが売られます。
もはや、紙と電子書籍の両方をつくる余裕が、業界そのものになくなっているのだと思います。
そもそも本は読まない人がほとんどになりました。政治や経済あるいは哲学まで、動画で勉強しようとする風潮が日増しに強くなっています。
電子書籍は、少なくとも日本では、漫画を読むためのプラットフォー ... Show More
徒手空拳日記
2021年12月25日土曜日
私の好きな車谷長吉の根っこには、人間は苦しむべき存在である、という思想のようなものがあり、苦しむというのは、業柱を抱くということだろうなと思います。ポリティカル・コレクトネスとは正反対の、業のなかにいてこそ人間、そういうことだと思います。政治的に正しくあらねばならない、と思っているうちは、まだ人間ではない、それは朱子学カルトの段階です。
私としては、今年はそんなに悪くない一年でした。ポリティカル・コレクトネスを強いられる、会社員というお立場、ご身分をやめて、せいせいしました。
会社員やめてしまったら、他人に評価 ... Show More
徒手空拳日記
2021年9月20日月曜日
自民党のポスターは、なぜか河野太郎が人気らしく、河野太郎とのツーショットで木っ端議員が写ってますけど、これは自民党のスローガンなんでしょうか、でかでかと、「デジタル&現場感覚」とあって、思わず嘲笑してしまいました。この徒手空拳日記では機会あるごとに、デジタルとはなにか、縷縷説明してきました。デジタルとは、要するに、スッカスカにすることです。果物のりんごはアナログで、その果物としてのりんごをデジタル化した「りんご」という言葉は、スッカスカです。
公文書も、人々のアナログな営みを、デジタル化したものです。デジタルかど ... Show More