徒手空拳日記。
2023年2月6日月曜日。
岩波の月刊誌「世界」の3月号に、成蹊大学の先生による「ひろゆき論」が載っていて、ざざっと読んだんですけど、森ばかり見て、木を見ない論考に、立春を過ぎたのになんとも肌寒い思いを感じました。
論じるパラダイムが、イデオロギーのまんまなんですよ。ひろゆきは、プログラミング思考とネオリベのハイブリッドだ、みたいな既製の枠組みへの還元や解釈に、いったいなんの意味があるのでしょうか。まあ、「世界」を読んでいる、イデオロギッシュなサヨク老人に、ひろゆきを解説しようとすると、こうなるのかもしれませんけど、過去のパラダイムに現在の現象を当てはめて、レッテルを貼ったところで、虚しいだけだと思いますけどね。
私によれば、昨今のひろゆきバッシングにしろ、成田悠輔バッシングにしろ、三浦 ... Show More